民事執行法の改正について考える🌸
おはようございます🍁🍂🍁
今日は日本経済新聞のトップより
債務者口座 裁判所が特定 民事執行法改正へを取り上げます。
本当に法律ってわからないですね。(⌒-⌒; )
今日の日経新聞のトップ記事を見て、
えっ今まで出来なかったの?と思いました。
日経新聞では、
民事裁判の支払い義務を果たさない債務者の預金口座情報を、
裁判所が銀行などに照会できる制度の検討を始める
と書かれているように
今までは債務者本人に預金口座等の情報開示を求める事は出来ても、
銀行等に情報開示させる事は出来なかったという事です。
債務者本人は開示しなくても罰則が軽いので実行しない事が多く
債権が回収されない事が多かったという事です。
罰則がないものや軽いものは遵守されにくい世の中になっていますね。(⌒-⌒; )
しかし民事執行法改正へということで、
今後は裁判所は銀行等に債務者の口座情報等を開示させる事が出来るようになり
銀行口座を差し押さえる「強制執行」により回収等も行えるようになるとの事。
わかりやすい事例としては、
離婚協議中の夫婦の間で養育費を毎月配偶者に支払う
という取り決めをして別れたのに、その後支払われないような場合
配偶者は夫の持つ銀行口座の支店名までを自助努力で突き止めたあと、
裁判所に預金の差し押さえを求める事ができるという事でしたが、
(銀行等も情報開示ができなかったため)
今後はこの民事執行法改正で裁判所は銀行等に
債務者の口座情報等を開示させる事が出来るようになり
預金口座を裁判所が差し押さえ債務者に(この場合は配偶者)
払うという「強制執行」ができるということになりそうです。
凄いですね。*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
こういった強制力は必要ですね。
法律にないから、罰せられないのなら、
実行しない人が増えるのは当たり前のような気がします。( ̄^ ̄)ゞ
未然にトラブルを防ぐ抑止力になると思います。
世の中の流れに対応する見直し、法改正をどんどん行ってもらいたいと思います。
この事例は夫婦間の離婚の養育費の不払いを取り上げましたが民事裁判の結果、
判決確定後は支払う事を命じていても実際には支払われないことは
今まではかなり多く、民事裁判の決定力の弱いところでありました。
交通事故の慰謝料・犯罪被害者への賠償金・金銭の貸し借りに対する揉め事
など民事裁判で確定する債権回収へのこれからの期待が高まります。
。・°°・(>_<)・°°・。
2018年以降の法改正になりそうです。
今の時勢、個人権利が強く(人権の観点からは素晴らしい時代だと思います)
いろいろな事がトラブルにつながりやすい、(⌒-⌒; )
人間関係の揉め事などが起こりやすい繊細な世の中になっていると感じます。
日本も経済だけではなく、文化的に成熟してきたということでしょうか?
個人の権利の尊重と共にトラブル防止に心掛ける必要があるということですね。
この記事を読んだ時、民事裁判なんて関係ないし、トラブルもないから〜〜
関係ないと思いましたか?(^O^☆♪
本当にそうでしょうか?ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
この流れにおいて私が推測するには、
裁判所が口座の差し押さえが出来るようになるということから、
いずれは年金の回収へと向かう日も近いのでは?と感じました。
会社勤めの方は半ば強制的に会社で
年金を天引きという形で支払っているのですが、
国民年金のみなさんは要注意ですよ!
国民年金の未納者は、いまや国民年金支払い対象者の約3割と言われています。
年金制度がなくなると言われますが現実的ではありません。
世の中に混乱を起こしてしまいますからね。
高齢化社会に突入する中で財源の確保をしっかり行いたい!
とすれば年金未納の方から年金を回収することは当たり前に行われるのでは。
このまま国民年金未納者が増えれば、
将来国民年金のない貯蓄が出来なかったために
生活保護者が増えることは簡単に想像がつきますから。
この辺りで国民年金をしっかり回収しておきたいと。・°°・(>_<)・°°・。
いう意図が見え隠れしているような気がしますが、深読みしすぎですかね〜。(⌒-⌒; )
年金制度が崩壊することはないと思います。
収縮することは、十分ありえますが。
国民年金の方は未納分をどうするかご検討下さいね。
ここしばらくは雨続きのお天気になりそうです。
雨の音に癒されましょう。☂☂☂
べた〜🌸
年金についての過去記事です。
皆様の励ましのおかげです。m(_ _)m