ニューヨーク市のハイラインにパワーをもらう🌸
ニューヨーク市のハイライン知ってました?
知らなかった〜…>_<… なんだか💧
ハイラインとは、NY市にある長さ1.6キロにも及ぶ空中公園です。
老朽化した高架橋が市民活動により公園として再生されました。
第1区が完成し開園されたのが、2009年の6月のこと。
現在は、緑が勢いよく成長し素敵な市民の憩いの場として活躍しています。
書店でたまたま手にとった本からパワー🌸をもらいました。
市民パワーがすごい結果を生みました。こちらです ↓
送料無料/HIGH LINE アート、市民、ボランティアが立ち上がるニューヨーク流都市再生の物語/ジョシュア・デイヴィッド/ロバート・ハモンド/和田美樹 |
このハイラインは、1934年〜1980年までの間、
肉・牛乳・果物、その他各種農作物をウェスト・サイドの冷蔵倉庫に
運搬するため、NY市のライフラインと呼ばれた高架道路です。
運行廃止になり荒れ果てた状態の高架橋をなんとかしたい、
再生したいと、2人の男性が立ち上がり共同で会社を興します。
ジョシュア・デイヴィッドさんとロバート・ハモンドさんです。
お二人は、高架橋を残すための地域運動が組織されてないと知り、
「フレンズ・オブ・ザ・ハイライン」を設立します。
そして、彼らのとった広報宣伝が実に上手い(^ν^)
まず、沢山のひとに知ってもらうため、
写真家のジョエル・スタンフェルドさんに写真集の依頼をします。
「ウォーキング・ザ・ハイライン」です。
この作戦が見事にあたり、一般市民の支持が広がります。
この後も2003年には、アイデアコンペを開催し、高架橋を
どのような形で活用するのかを募集します。
36カ国から720作品ものアイデアが寄せられ、プールになってたり、
ジェットコースターが作られたりと、とても面白いものがあります。
2007年には、ポートレート・プロジェクトを開催し、
1000人以上のポートレートが集まりました。
その後、市議会議長のクリスティン・クインの賛同を得て、
資金調達パーティーを開き、だんだんと支援者を募ります。
複雑で面倒なプロセスを経てとうとう彼らは1口1000万ドルの
寄付を受け取るまでになります。
そして一般市民の支援金でNY市の協力のもと、無事に2006年4月
起工式(^O^☆♪あのヒラリー・クリントン上院議員も出席しています。
このハイラインの詳しい情報はこちらから ↓
特集・ハイライン公園――マンハッタン空中散歩 - ニューヨーク経済新聞 http://newyork.keizai.biz/column/2/
特集記事が組まれていて、さらに写真でわかりやすく説明されています。
NY市は、市民の意思が反映されやすい土壌があるのでしょうか?
それとも、宣伝が上手だったのか?
この高架橋再生物語は、市民が勝ち取り、
これからも憩いの場として育てられるでしょう🍀
日本でも、このハイラインを参考に
廃線区域の利用が見直されているみたいです。
しかしスケールの大きいこと。
この話を読んでワクワクしました。夢があります💕
これからは、世界のニュースに疎くてはいけないと、
私は国際経済のニュースをLineで見るつもり。
BBCニュース http://www.bbc.com/japanese
ニューズウィーク日本版http://www.newsweekjapan.jp/
また、ジャヴィッツ・コンベンション・センターの近くにある
ハドソンヤード再開発においては、高層ビルが建築されており、(ハイラインの一部が取り込まれています)
スケールの大きさに夢があるなーと感嘆しました。こちらもワクワクです💕
NYハドソンヤードの再開発計画はこちらを参考に