ベーシックインカム導入について🌸
ベーシックインカム=すべての人に必要最低限の所得を給付すること
あなたは、このベーシックインカムの導入について
賛成しますか?それとも反対しますか?
貧困救済の社会政策として、世界でもベーシックインカムに注目が集まってます。
スイスの場合
最近では、今年6月5日にベーシックインカムの導入について
憲法の条項に盛り込むかどうかの国民投票がありました。
月に15万円相当の所得を無条件で支給するという内容の投票に
賛成が23.1% 反対が76.9%という結果でした。
スイスって進んだ国ですね~。さすが永世中立国!(^O^☆♪
国民皆兵国家の一員として、国民が主張を立派に持っています。
スイスは全人口800万人のうち10万人以上の署名が集まったら、
その議題において国民投票で決めることが出来るんですね。
今回のベーシックインカムを憲法に盛り込むかどうかという議題も、
12万6千人の署名が集まったから国民投票になったわけです。
ちなみに今の日本で月15万円のベーシックインカムを導入しようと
思うと、人口1億人で計算すると1年で180兆円必要だそうです。
年金と児童手当あわせて58兆円ほどなので、その3倍!!
ちょっと財源が確保できませんね。
ブラジルの場合
財源が足りず基本法が施工されても実行できない国ブラジル。
ブラジルは、2003年に基本法でベーシックインカムを
世界で唯一法制化した国です。
ただ、今は財源不足からボウサ・ファミリアという、所得制限付きの
児童手当が人数に応じて現金給付されているだけの現状です。
フィンランドの場合
今年の1月にインターネットで、月11万円を支給するベーシックインカム
の導入が決定したと報道されましたが、すぐ誤報だと発表されました。
方向性はベーシックインカムに向かっているのですが、具体的な事はまだ何も。
オランダの場合
今年2016年1月から、オランダ第四の都市ユトレヒト市で
試験的に導入されています。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
対象者は社会福祉受給者のみで対象者は300人。
いくつかのグループに分け、金額も900ユーロや1200ユーロなど、
いろいろな条件のもと比較されることになります。
オランダやフィンランドは社会福祉に手厚い国と言われるだけあって、
すんなり受け入れられる土壌が出来てるように思います。
カナダの場合
カナダでも以前1974年~1979年、試験的に実験が行われました。
マニトバ州での結果は、ワーキンングプア層の安定とともに進学する
青年や長期育児休暇をとる母親などが増えたそうです。
このベーシックインカムは、
政府が必要最低限の生活を保障するもので、
給付対象者が仕事をしているか、休職中か関係なく、
無条件に月額を提供するものです。
審査や条件を設けたりするものではないとのこと。
収入に差はあっても、受け取り金額は同じ、まぁ余裕のある人は
そのお金を税金として回収されるようですが‥‥‥
保障があるということは、安心です。
余るお金で子供の教育に十分なことができたり、
生活に余裕が生まれ、文化的な生活が送れるでしょう。
デメリットとしては、安定収入が保障されると
働かない人が増えるという所だと思います。やっぱりね~
しかし、この制度を導入するという事の裏には、
当然に相互互助の精神がないと成り立ちませんよね。
安倍内閣が力を入れている「ニッポン一億総活躍プラン」に
その考えが見え隠れするのですが、思い過ごしかな?
人口が減少する未来には、年金も将来的には?儘ならぬものに
なるでしょう。その時は、他国がもうとっくに導入している
このベーシックインカムに日本も転換するのでは?
まずは、社会福祉に先頭を走る各国の成り行きを
しっかり見守りましょう。
あなたは、ベーシックインカムの導入について
どう思いますか?
べた〜🌸